最初に学ぶ型
撃砕第一は、宮城長順先生が1940年に撃砕第二とともに制定した型です。その目的は明確で、若者や初心者に空手を直接的かつ力強く伝えること。「撃ち砕く」という名のとおり、長い立ち方、直線的な技、決然とした調子が特徴です。
内容
この型には剛柔流の基本の技がまとまっています。上段受け・中段受け・下段払い、突き、前蹴り、肘当て、裏拳。立ち方は前屈立ちと三戦立ちで、終盤に四股立ちが入ります。左右対称の構成で、体の両側を均等に使います。
なぜ大切か
初心者向けの型でありながら、撃砕第一は上級者になっても稽古し続けます。立ち方の移行、突きにおける腰の使い方、受けから反撃へのつながりなど、以降のすべての型に通じる要素を教えてくれるからです。審査で最初に演武する型でもあります。
次に学ぶのは、開手技と猫足立ちが加わる撃砕第二です。