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SEIGOKANBRASIL · 正剛館

道場訓

正剛館 道場訓

四つの条と三つの言葉。多田正剛先生が正剛館で学ぶ者のために書き遺した、稽古の心得です。

原文

道場訓

  1. 一空手道は自己の人格完成をめざしての精神道であることを片時も忘れず真心蘢めて練習養丹の効を挙ぐるよう努むること。
  2. 二絶えず礼儀作法の真の意味と方法を辨へて、苟も単なる体力養成或いは趣味程度に堕しない様努めること。
  3. 三常に言葉・動作・挙措・着装に注意して、特に暴慢・悔礼・乱恬に流れないよう心掛けること。
  4. 四始めには全員揃って師範を待ち、練習始まれば最後まで共に相励むの雰囲気崩さず、終りには師範に対する感謝の心と、お互いで道士の謝意の気持ちをもって終わること。

誠実・謙虚・不屈

初代 正剛館館長 多田正剛 遺稿原文のまま

現代語での要旨

  1. 1空手道は自らの人格の完成をめざす精神の道であることを片時も忘れず、真心をこめて稽古に励み、その成果をあげるよう努めること。
  2. 2礼儀作法の本当の意味とやり方を常にわきまえ、稽古が単なる体力づくりや趣味の程度に落ちないよう努めること。
  3. 3言葉づかい・動作・立ち居振る舞い・身なりに常に気を配り、とくに横柄・無礼・乱れに流されないよう心がけること。
  4. 4稽古の始めには全員そろって師範を待ち、始まったら最後まで互いに励まし合う雰囲気を崩さず、終わりには師範への感謝と、道を共にする仲間への感謝の気持ちをもって終えること。

道場訓とは

道場訓は、その道場で稽古する者に求められることを示した教えです。稽古の始めや終わりに唱和され、流派の教育的・精神的な指針を表します。空手の道場では船越義珍先生の道場訓が広く用いられていますが、流派ごとに独自の道場訓をもつこともあります。正剛館には、館祖自らが記した道場訓があります。1

道場訓は、理解されてはじめて意味をもちます。ここでは原文とともに、各条の要旨をご紹介します。

多田正剛先生の原文

この道場訓は、正剛館初代館長・多田正剛先生の遺稿を、原文のまま掲載したものです。1 ポルトガル語訳は成田丈悦先生によるものです(2010年)。1

第一条 精神の道としての空手

第一条がすべての土台です。空手道は自己の人格完成をめざす精神道であり、稽古はそのための手段として、真心をこめて行うべきものです。これは、総本部が1945年の創設以来、正剛館の目的として掲げてきた考え方でもあります。2

第二条 礼儀作法の意味

道場の礼儀作法は飾りではありません。第二条は、作法の形だけでなく、その意味をわきまえることを求め、空手が単なる体力づくりや趣味に堕することを戒めています。

第三条 技の外にある振る舞い

言葉づかい、動作、立ち居振る舞い、身なりも稽古の一部です。第三条はこれらに常に注意を払い、横柄・無礼・乱れに流されないよう戒めています。

第四条 ともに稽古する

最後の条は稽古そのものを描いています。全員そろって師範を待ち、稽古中は最後まで互いに励まし合い、師範と仲間への感謝をもって終える。正剛館では、誰もひとりで稽古するのではありません。

誠実・謙虚・不屈

道場訓は、正剛館が今も精神として掲げる三つの言葉で結ばれています。2

  • 誠実
  • 謙虚
  • 不屈

これらは正剛館ブラジルの指針でもあります。館祖 多田正剛と、先生が伝えた剛柔流のページもご覧ください。

正剛館道場訓は誰が書いたものですか?

館祖・多田正剛先生です。先生の遺稿を原文のまま掲載しています。

正剛館の精神は?

誠実・謙虚・不屈です。

あなたの道場は多田正剛の系譜を継いでいますか?

正剛館ブラジルは、正剛館とともに歩み続ける道場と指導者を結集しています。理事会にご連絡のうえ、組織の一員になってください。